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こんにちは! いよいよ2学期のスタートですね!
夏休み中は、各地域でお祭りや盆踊りがあったり、地域での交流の機会もたくさん
あったと思います。昔は、地域で有名な怖いおじさんやおばさんがいました。
私もよく怒られました……(笑)。そんな地域の事を考えるきっかけになる記事が
ありましたので、皆さんも一緒に考えてみてください。 |
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私が子供のころの遊びといえば、なんと言っても“野球”でした。
3歳ぐらいからしていたような記憶があります。野球をしていると色々なトラブルが起きました。
例えば、ホームランが人の家のガラスを割ってしまったり、ファウルが家の庭に入ってしまったり、アウト、セーフでけんかになったりと……。
そんな時、自分の親に言いにいくかといえば、言わないことの方が多かったと思います。
しかし、そんなトラブルをすべて子供が解決したり、見逃したりしてくれたかというとそんなことはありません。通りがかりの、怖い名物おばちゃんが、こら〜!! と急に怒鳴り声をあげて追いかけてきたり、床屋のおじちゃんが出てきて、“だれが割った? ○○さんの家に誤って来い!! ゴチッ(げんこつの音)!”みたいなことは毎日の様にあったと思います。
それをもしも自分の親に言ったとしても“お前が悪いんだ! ゴチッ(げんこつの音! 2発目!)!”
……言わなきゃ良かった……。
こんな事の中から、地域の方々から善悪の区別を学んだり、教わった記憶があります。
今もこのようなことが同じようにあったら……。きっと、保護者が出てきて『うちの子になにするんですか?訴えますよ!』ってことになると思います。
しかし、本当にこれでいいのでしょうか?
先日の新聞でこんな記事がありました。
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宮崎県の東国原英夫知事は、学校教育の場や地域での子どもとの接し方について、「『愛のムチ条例』や、『愛げんこつ条例』ができないか。検討に値するかもしれない」と発言した。
この日の県議会一般質問で、自民党県議が「昔は隣近所の年配の方からもよく指導され、げんこつをもらった。今は体の五感を使って学ぶ体験が少なすぎる」などと県教育長の見解をただした。
閉会後、報道陣が最も印象に残る質問を尋ねたところ、知事はこのやり取りを挙げ、「私もそう(げんこつをもらった)でした」と述べた。さらに、「『愛のムチ条例』『愛げんこつ条例』ってのができないのかな。非常に難しいですね」と話した。
「殴っても罰せられない条例ということか」と報道陣が確認すると、「愛をもって、愛のムチであるという範囲内で、宮崎県で条例化できないかと思う」と答えた。
東国原知事「愛のムチ条例できないか」2008年6月(読売新聞より)
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この条例がいいかどうか分かりませんが、条例を作らないと誰も怒れないというのも、世界に最も良い影響を与える国・世界一の日本としてはなんとも情けない気もします。
そして、問題はその怒る大人のマナーは大丈夫か! という事を、今一度考え直さなければいけないと思います。少なくとも、幼稚園・保育園に通っている子供が、先生が“やくそくやルール”を教えた時に、『知ってる! だっていつもお父さん、お母さんに言われているもん!』と堂々と発言し、それを照れずに見られる子供の見本になりたいですね!!
この条例も良いアイデアだと思いますが、我々大人も見直さないといけないこともたくさんあるように思います。
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園と保護者と、園児の味方。
北海道から沖縄まで全国の幼稚園・保育園を指導している。
1年間に飛行機に乗る回数は120回を超えるほど、日本中を移動。そんな中で「日記」を書いてくれています。
理不尽なことが大嫌い。普段は「背広モード」か「体操モード」で元気で優しいが、あまりに理不尽なコトがあると「ファイヤーモード」に変身するらしい。 |
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