●子供たちに必要なリーダーシップってなんだろう……(2009年8月)
夏にしか体験出来ないこと! 夏にしか考えられないこと!
夏に入るスイッチ!……など、たくさんあると思います。
今月は、リーダーシップについてです!
今月も、はりきっていきましょう!

『はっちゃんまんワールド』ブログは毎日更新中! http://hachamanworld.jugem.jp/
 社会に出て21年。
 幼稚園、保育園を毎日のように、述べ1500か所以上まわり、研修や講演を続けてきて、最近感じることがあります。それは、リーダーシップってどこで教えるのだろうかと……。
 リーダーシップ?と聞くと、もしかすると、ごく少数の人が身につけていれば、良いのでは?と考えるかもしれません。
 もちろん広義では、社長、部門長、監督、キャプテン、先生、チームリーダー等、ある組織のトップだけが身につけていれば良いと考えるかもしれません。
 しかし、家庭に入れば、家族でのリーダーシップ。兄妹でのリーダーシップ。そして友達の中でのリーダーシップや、自分自身をリードしていく、リーダーシップ等など、私はすべての人に必要だと思います。
 そこで、リーダーシップとは? を考えてみたいと思います。
 もちろん、いろいろな視点がありますので、ここでは「子供のころから身に付けてほしいリーダ−の条件」という視点で考えてみます!

リーダーの条件!
 1.夢や希望を持っている!
    まずはこれ!今の中学生、高校生、社会人は夢がないと言われています!
    しかし、そんな事はありません。幼児期には、みんな色々な夢を持っています!
    それをじっくり、聞いてあげる大人がいなくなっているのかもしれません!
    まずは、夢や希望を持っていることがリーダーの最大の条件です!
    ちなみに、夢や希望に大きいも小さいもありません!

 2.自分の考えを人に伝えられる
    どんなに優秀な人でも、一人では夢は叶えられません。
    自分がやりたい事、思い描いていることをどんな形でも良いから人に伝えることが必要です。
    しかし、例えば、よくある卒園、卒業の時に夢を語る位では、20歳までにそのチャンスは
    多くても5回位しかありません。最低でも1年に1回以上、もしくは毎月、
    幼児や小学生なら毎日、自分の気持ちを言葉等の形にして口から出させてあげることが大切です。

 3.自分の行動に目的を持ち、その結果に責任を持つ
    夢や目標はすぐには達成できません。
    時々何のために自分がそれをしているのか、見失う時があるかもしれません。
    それを忘れないようにするのが、目的です。何のために、誰のために、それを行うのか!
    これを持っておくと、行動はきっと強化されます。
    そして大切なことは、自分の行動の結果がどの様になっても自分で受け止めて、
    その行動に最後まで責任を持つことです。

 まだまだあると思いますが、この3つができていれば、社会に出て困ることは絶対にないと思います。
 なぜ今、いろいろな所で、いろいろな問題が起きているか……。おそらくこんな事を幼児期から積み上げをしてきてないのだと、最近感じるようになりました。
 『幼児教育を通じて日本を元気に』。
 きっとこの3つのリーダーの条件も幼児期、児童期に種を蒔いておく必要があるんだと思います。

 良かったら、この夏、子供たちと夢を語り合ってみてください!


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はっちゃんまん
 園と保護者と、園児の味方。
 北海道から沖縄まで全国の幼稚園・保育園を指導している。
1年間に飛行機に乗る回数は120回を超えるほど、日本中を移動。そんな中で「日記」を書いてくれています。
 理不尽なことが大嫌い。普段は「背広モード」か「体操モード」で元気で優しいが、あまりに理不尽なコトがあると「ファイヤーモード」に変身するらしい。
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