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みなさん!こんにちは!全国的に暑くなって来ました。
でも夏はいいですね!
暑さに負けないように7月も頑張りましょう。
今月は“I”メッセージというお話です。 |
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先日、幼稚園にお邪魔しているときに、お母さんが突然子どもを叱り始めました。少し離れたところで一部始終をみていましたが、どう考えても子どもが叱られる理由が見つかりません。それに、その叱り方はとても厳しいものでした・・・
今月は保育現場や家庭でも使える2つの考え方をお伝えします。
家庭や職場、保育現場でお役にたてば幸いです。
(1)怒ると叱る
行動としては同じように見えますが、意味は全く違います。
「怒る」とは、その人の感情で気に入らない事があったり、いやな事がある時の自分自身の感情の変化です。そして、その感情を相手に激しくぶつける時が「怒る」という事です。
ここには、相手に対する思いやりは無いと思われます。
また、怒られた側も何を怒られているのか分からない時もあります。しかし、子どもと親、子どもと先生の場合は、子どもたちは無条件に自分が悪い子なんだと思い込んでしまう事もあると思います。なぜなら、子どもが親や先生が大好きだからです。
「叱る」というのは、相手にこの事を分かって欲しい、これを伝えたいと思い行動する事です。
感情としては冷静で、相手のためを思って色々な表現方法をとることもあります。時には、怒った顔でする事もあるかもしれません。あくまでも中心が相手にあるという事です。
子どもが何か間違った事をしている時には、見逃さず「叱って」あげて下さい。
ここまで読んで『そんな神様みたいな事・・・・・』と思われた方は次へ.....
(2)“I”メッセージ
これは、自分の感情を上手く相手に伝えて受け止めてもらためのノウハウです。
例えば、上記のように子どもがしたことで、自分の感情が高ぶった(怒りの感情)時、どう言いますか?
〈怒る例〉
『たっちゃん!!どうしてそんな事をするの?』
『いつも言っているでしょ!何回言ったら分かるの?』
『お母さんが嫌だって事分からないの?』
どうですか?そうです!実はこれらの主語が全て相手(子ども)なのです。
この様に言われたら、大人でも返す言葉が無いのではないでしょうか?
〈そこで“I”つまり私メッセージを使ってみて下さい〉
『たっちゃんがした事で、お母さんは悲しいよ』
『お母さん一生懸命お話したけど、もう一回お話してみようかな』
『お母さんは、その事はとっても嫌だと感じているの』
この様な気持ちを自分に伝える感覚でお話してみて下さい。
子どもが大好きな人が困っている。自分はいけない事をしたのかな?と考えてくれると思います。勿論、相手を追い詰めるようないい方はいけませんが・・・・。
そうです!そこには“愛”がないといけませんね。
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園と保護者と、園児の味方。
北海道から沖縄まで全国の幼稚園・保育園を指導している。
1年間に飛行機に乗る回数は120回を超えるほど、日本中を移動。そんな中で「日記」を書いてくれています。
理不尽なことが大嫌い。普段は「背広モード」か「体操モード」で元気で優しいが、あまりに理不尽なコトがあると「ファイヤーモード」に変身するらしい。 |
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