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先日久しぶりに劇場に足を運んで映画を観ました。「象の背中」という作品です。
もう観たという方も多いと思いますが、観てない人は公式サイト
(http://www.zo-nosenaka.jp/)でストーリーをチェックしてください。
私の家庭と主人公の家族構成が同じということや、私の父も肺ガンで死んだということなどから、上映直後から感情移入し過ぎの作品です。ちょうど仕事で付き合いのあった人や、仕事仲間の身内の方が相次いで亡くなった時期と重なり、柄にもなく「生と死」について考えてしまいました。
そんなわけで、今回はいつもと少し違う感じの部屋にご案内です。
会社の上司に「なぜ人間に寿命があるか知ってるか?」と聞かれたことがあります。怪訝な顔の私に、その上司は「絶対に死なないとしたら、世の中の多くの人はきっと精一杯生きようとしないからだ。お前が誰かに「どこまでも永遠に一生懸命に走れ」と言われたらどれくらい頑張れると思う。ゴールがあるからこそ「あそこまで」という思いで頑張れるのではないのか?」と言いました。
確かに「死」と向き合うことは怖い。しかし多くの人が、この作品の役所広司のように「死」を意識した瞬間にその対極にあるはずの「生」を全うしようとすることは、過去においても現在においてもどうやら共通しているようです。
「人間、どう生きるか?」という大きな命題を、人生のゴールから考えてみるのも良いのかもしれません。
つまり、自分の命はあと○○日しか残されていない。ならば残りの時間をどう使うか?という方法です。仏教には「明日、死ぬ」という修行があると聞いたことがあります。「自分は明日死ぬ、明日死ぬ、明日死ぬ」と思い定め、今日を生き切る…という修行だそうです。ものすごい精神力が必要なこの修行できっと見えてくるものは、「絶望」ではなく、逆に「一日一日を充実して生きる」という世界なのでしょう。
現実に末期の肺ガンになったり、明日死んでしまっては元も子もありませんが、この師走の時期にふと立ち止まり考えてみるのも良いかも知れません。
みなさん、2008年、精一杯正しく、そして有意義に生きましょう! 「子供は大人の背を見て育つ」のですから。
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みなさん、こんにちは! みぞけんまんです。
このコーナーは、多くの対象の方(子供に関係する方全て)に気軽に読んでいただこうと思いまして、あれこれと考えた結果、特に親しみやすい「映画」や「本」などを切り口にしながら、あくまでアメリカンに、シュガー&ミルクたっぷり?にお伝えし、「全ての道は私立園に通ず」を実証していこうとするものです。
みなさん、どんどん遊びに来てください! このページを通して、仕事中だけでなくプライベートな時間にも「ラフに」、しかしながら「常に」、子供たちのこと、保護者のことが考えられるような感性を身につけられたら(学べたら)、どんなにすばらしいことでしょう。そんな学びの部屋へご招待します。 |
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著作紹介 |
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『実践! 新人・若手保育者の
ためのトラブル・シューティング集』
八田哲夫・溝上健二[共著]
¥1000(税込)
購入希望はPDFダウンロード後ファックスにて注文してください。 |
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