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5月になると、来年度入園予定の子どもがいる家庭では、
本格的に幼稚園選びが始まります。
現在は、ほぼ全ての園が未就園児を対象に「未就園児教室」を開催しています。
今回は、その参加方法についての話です。 |
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現在私は、全国各地で親子体操の指導をしています。これまでどのくらいの場所で行ったかといえば……最北端の稚内市から、最南端の宜野湾市まで、100箇所位でしょうか。
全国の園を回った経験から見ると、一口に未就園教室といっても、そのタイプは場所によって色々。今回はその代表的なタイプ分けと、参加するときのアドバイスを簡単にご紹介いたします。
未就園教室の選び方
(1)対象
親子で参加する親子教室タイプと、子どもたちだけで参加するタイプがあります。目的にもよりますが、親子で参加できる事が可能な方は、是非親子で通う事をお勧めします。
せっかくのチャンスです。毎回が参観日の気持ちで、気軽に参加して下さい。
(2)バス送迎・お弁当(給食)
子どもたちだけの教室は、お弁当あり(給食)や送迎ありといった在園児と同じ活動をする所もあります。子どもの状況によって選んであげて下さい。
(3)参加費・入会金
無料のものから、有料の場合でも3万円位と金額に幅があります。金額の高い所は、地域でも評判の高い園である場合が多く、「未就園児教室の入会=入園資格」ということもあります。募集用紙をよく読んで、参加した事がある方に話を聞くなど情報を集めると良いでしょう。
また、その参加費を入園金の一部にあててくれる所もあります。
色々なタイプがありますが、どの園にも必ず「ご案内・お知らせ」等があるはずです。問い合わせて確認してみましょう。
参加するときには……
(1)楽しもう!
まずは、お母さんが楽しみながら参加することが一番です。面倒だとか、子どもを見てもらえるからといった感覚で参加すると、子どもたちはそれを見抜くのか、泣いたり、何もしなかったりということがあります。
私が各地で見た印象では、お母さん・お父さんのノリがいいほど、子どもたちも元気に参加しているようです。
(2)お友達を作ろう!
他の参加者も、お友達がいなくて不安という方が多いはずです。自由時間などあれば、公園感覚でどんどん声をかけてみましょう。挨拶を交わすだけでも、天気のお話だけでも、とにかく一声かけることが大切。その様子を子どもも見ています。挨拶から始まる「人付き合い」の見本を見せるのは、やはり大人なんです。
(3)名前を書こう!
未就園児教室のトラブルの一つに、忘れ物や間違って持って帰ったりすることがあります。2歳前後の子どもたちの持ち物は意外に種類も少なく、同じもの(特に同じ地域では)を持っている場合があります。
持ち物には名前を書いたり、目印をつけておくことをお忘れなく。まだ字が読めない子どもたちですので、目印を縫い付けたりする事をお勧めします。
(4)先生にも声をかけよう!
入園を決めるときの重要なポイントは、先生の質です。
園庭や廊下ですれ違った先生にはどんどん声をかけてみましょう。また、在園児にも挨拶をするとその園の様子が良くわかります。子どもは、親を見て…いやいや先生をみて育ちます。
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園と保護者と、園児の味方。
北海道から沖縄まで全国の幼稚園・保育園を指導している。
1年間に飛行機に乗る回数は120回を超えるほど、日本中を移動。そんな中で「日記」を書いてくれています。
理不尽なことが大嫌い。普段は「背広モード」か「体操モード」で元気で優しいが、あまりに理不尽なコトがあると「ファイヤーモード」に変身するらしい。 |
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