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夏休みも終わり、2学期に入りました。夏休みには楽しい思い出が作れましたか?
今月は、保育や子育てとは直接関係ありませんが、きっと参考になると思います。
では、今月も「はっちゃんまん日記」をお送りします。 |
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私は仕事柄、全国各地でタクシーに乗ります。タクシーの運転手さんは地域情報はもちろんですが、今日の天気予報やニュースなどたくさん情報を持っているので、乗るだけでも地域のイメージや情報を短時間で得ることができる大切な場と思って乗っています。
先日、ある新幹線の駅に大きなかばん2つを持って到着したときのこと、時間もかなり遅く、地図を持っていましたが、駅が大きく方向がはっきりわかりません。目的のホテルは「駅から徒歩7分」と書かれています。「この荷物でこの時間」贅沢かなと思いつつ、タクシーに乗りました。
案の定、「え!?ホテル??ちぇ……」。そんなに近いのかと乗ったときは多少申し訳なく思いました。しかし、乗ってみるとホテルの地図に書かれた「徒歩7分」は意外に遠く、この荷物なら仕方がないと思える距離でした。それなのに降車時には「○○○円!そこにおいて!」と投げやり。しかも、よく見ると「あれ?メーター回ってない?」言われるまま、そこに現金を置いて、なぜか謝りながら車を降りました。
「この時間に、この荷物、初めての駅!仕方がないだろ!」と、かなり嫌な気分になりました。
その1カ月後。次男(5歳)と関西方面にはじめての2人旅に出ました。旅の様子は置いておき、いきなり帰りのときの話になりますが、ある場所から新幹線の駅までタクシーを呼ぶことにしました。ウエイティングのタクシーもありましたが、知人に薦められたこともあり『MKタクシー』を呼んだのです。うわさは知っていましたし、前回の事もあるので興味がありました。
正直、そんなに違いはある訳ないと思っていました。
しかし、乗るところから、今までのタクシーとは常識が違いました。乗ってからも、室温や行程のことなど色々とコミュニケーションがあり、とても感じのよい話し方をしてくれます。
そして極めつけ……。1万円札しかないことに気がつき「1万円でも大丈夫ですか?」と聞いてみましたが、前のお客さんでおつり切れになってしまっていたようでした。そんなことはこちらも何度も経験済み。いつもは、コンビニなどの前で止めてもらい、自分で両替をして対処しています。
しかし、MKタクシーは違いました。「申し訳ありません。私の準備不足で。新幹線の時間は大丈夫ですか?時間があれば、私が駅で両替をして参ります。暑いですのでお車でお待ち下さい」と言われ、そのまま車で待っていると、買い物袋をもって車に戻ってきた運転手さん。そこまでして両替に対処して頂きました。「これが噂のMKタクシーか」と感激しました。
この2つの例は、場面こそ違いますが、ほんの少しの違いが、大きな違いになるという良い例だと思います。
これまでの人生で、タクシー会社へお礼のはがきを書いたのは初めてのことでした。
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園と保護者と、園児の味方。
北海道から沖縄まで全国の幼稚園・保育園を指導している。
1年間に飛行機に乗る回数は120回を超えるほど、日本中を移動。そんな中で「日記」を書いてくれています。
理不尽なことが大嫌い。普段は「背広モード」か「体操モード」で元気で優しいが、あまりに理不尽なコトがあると「ファイヤーモード」に変身するらしい。 |
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