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先日、高校生の娘が「恋空」という映画のDVDをレンタルしてきましたので一緒に観ることにしました。さて、内容は…。実はこれが映画製作に携わってきた方々には大変申し訳ないのですが、酷いものでした。いや、酷すぎました。携帯小説だとか、人気の高い俳優がキャスティングされているとか、ストーリーが感動的だとか、なにかと話題の多い作品でしたが、俳優の演技も「う〜ん?」でしたし、携帯電話の宣伝かと思うくらいやたらと携帯電話が出てきますし、入りこめない要素はいくつもありました。しかし、中でも一番私が引いてしまったのは、「ストーリー」でした。それはもう赤面を通り越して嫌悪感をいだいてしまうような、乱れた風紀を肯定しているストーリーにしか私には思えなかったのです。
若者たちに非常にもてはやされている本作品の原作(私は原作を読んでいません)、ジェネレーションギャップと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、40歳台の私にはとうてい受け入れられないものでした。
私は途中で観るのをやめてしまいましたが、娘と息子(高3)は「感動する〜!」を連発していたのです。自分の子供の感性を否定するつもりは毛頭ありません。しかしあのストーリーはいくらなんでも「感動なんてありえない!」と言いたいですね。(親として)あのストーリーがもてはやされる乱れた風俗というか時代背景があるのが前提でヒットした映画なのでしょうが、だとしたら余計に心配です。
しかし考えてみたら、登場人物は「高校生」ですが、あの映画を作ったのは、まぎれもなく「大人」です。ということは、やはりこの世の中は大人が作っているということです。今回は私の子供(高校生)を引き合いに出しましたが、幼児を持つ皆さんも本質は同じだとおもいます。
映画や本などは公序良俗に反しない気持ちを育てるものを選んであげてください。いや情緒を正しくはぐくむものを…。
こういった感性も、幼児期がまさに勝負時です。
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みなさん、こんにちは! みぞけんまんです。
このコーナーは、多くの対象の方(子供に関係する方全て)に気軽に読んでいただこうと思いまして、あれこれと考えた結果、特に親しみやすい「映画」や「本」などを切り口にしながら、あくまでアメリカンに、シュガー&ミルクたっぷり?にお伝えし、「全ての道は私立園に通ず」を実証していこうとするものです。
みなさん、どんどん遊びに来てください! このページを通して、仕事中だけでなくプライベートな時間にも「ラフに」、しかしながら「常に」、子供たちのこと、保護者のことが考えられるような感性を身につけられたら(学べたら)、どんなにすばらしいことでしょう。そんな学びの部屋へご招待します。 |
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著作紹介 |
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『実践! 新人・若手保育者の
ためのトラブル・シューティング集』
八田哲夫・溝上健二[共著]
¥1000(税込)
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