2024年度(令和6年度)の園だよりを掲載いたします。ぜひご覧ください。
12月1日 副園長 遠藤 佳奈
寒さも少しずつ厳しくなり、冬の訪れを感じるころとなりました。
さて先月11月15日は七五三でしたが、牟礼幼稚園では、園児さん自作の折り紙で作った菊の花飾りをあしらった袋に、千歳飴をお渡ししてお子様の成長をお祝いしております。
そして毎年この時期に合わせて、園児さんからおじい様おばあ様に向けてお手紙を書いてお送りしています。
大好きなおじい様おばあ様の似顔絵を描く人もいれば、日頃の園で頑張っていることや、好きな遊び等を覚えたての文字で書き綴っている人や、絵で表現している人もいます。
その後、何人かの方からお礼状等でお喜びの声をいただきまして、職員一同大変嬉しく思っております。
お子様の成長は目を見張るものがあります。例えば最初はお友達のお顔を描いていた絵が、1ヶ月後には全身を描いてみたり、更に1ヵ月後には一緒に遊んでいる様子になっていたりします。
今月12月はお正月に向けて園児さんは年賀状を書いてご両親宛にお送りしますので、お正月にご親類でお集まりの際は、園児さんの書いたお手紙と年賀状をご披露の上、お子様の成長をお慶びいただけるのではと拝察いたしております。
11月1日 園長 齊藤 昌子
毎朝、出勤すると一番にエアコンのスイッチを入れ、涼をとることが日課だった9月・10月を思い返しています。今はエアコン無しで丁度良く過ごせることが有難いと思えるようになりました。季節は確実に移り変わっています。
今年はドングリが豊作で、園児の皆さんが毎日拾ってもひろっても次々に落ちてきてくれて、たちまちバケツ一杯になる程でした。今までで最高の「成り年」でしたので「全部で何個あったのかしら?」とくぬぎの樹の生命力に感嘆しています。
例年の秋の遠足が終わったばかりですが、園児さんたちは今年も井の頭公園からドングリを拾って来ていました。やはりドングリは子どもたちの良い友達でもありますね。その中の一粒が20年以上経ってこんなに実をつけているのです。
私も幼い頃、学校からの帰り道に椎の実をいっぱい拾っていました。ドングリは食べられないけれど、椎の実は食べられます。独特のおいしさがありますね。今はもちろん園児さんたちには教えていませんけどね。
次は春に向けて「菜の花」とか「畠作り」をしたいなぁと、思っているところです。
10月1日 副園長 遠藤 佳奈
長く続いた暑さも和らぎ、虫の音にも深まる秋を感じる頃となりました。先月は体育参観日を無事開催することができました。
最年少のたんぽぽ組さんは、かけっこでお名前を呼ばれると、「はい!!!」と元気よくお返事ができる姿や、おゆうぎの「サンサンたいそう」で軽やかにお客さまに向かってジャンプする姿をお見せすることができました。
年少組さんは、今年度から年少組の発表として初めての試みとなる「イス体操」を発表しました。椅子の上に立ってタワーのポーズをしたり、今がシャッターチャンスとばかりに笑顔と一緒に思い思いポーズを決めておりました。
年中組さんは、こちらも今年度から初めての試みである「ダンシング玉入れ」をお見せしました。「あー!ちち!あーち!燃えてるんだろうかー!」と熱唱し、踊る年中組さんの姿に思わず笑顔がこぼれてしまいました。またパラバルーンの発表では、大業の数々に目を見張るものがあったかと思います。
年長組さんは、クラスの発表だけでなく、アナウンス係や誘導係といった係も一人一人が頑張って取り組んでくれました。どの発表も素晴らしかったですが、何といっても感動したのは「組体操」です。この日誰一人欠けることなく、「一本橋」や「全員ピラミッド」を成功することができたときには、大きな拍手と共に胸に込み上げるものがありました。
たくさんの方々に見守られ、園児さん達はいつも以上に頑張りました。
成長した園児さんの姿に保護者の皆様も感動もひしひしと伝わって参りました。
改めて温かく見守って下さった保護者の皆様に感謝申し上げます。
9月1日 園長 齊藤 昌子
長くて暑い8月が終わって、二学期が始まりました。そして9月2日(月)が本当に嬉しい日になりました。毎年感じることですが、二学期の始まりは園児さんたちが目にみえて成長され、キリっとした姿を見せてくれる日として大変嬉しい瞬間です。
各クラスでは皆さん張り切って、口々に夏休みの思い出を話してくれていました。日常と違うご家族の姿や、エピソードが山盛りだったのでは?と嬉しさも倍増してきます。特にうめ組さんやたんぽぽ組さんたちの急成長した姿には毎年の事ながら感動いたします。
そしてまた、一人ひとりの成長の変化を更に倍増させたいと、各クラスの先生方が一層張り切る姿も学期始めの嬉しい光景です。二学期は「体操参観日」や「おゆうぎ会」等を通して、園児さん一人ひとりが「力」を合わせて造り上げる団体競技やおゆうぎ等舞台での姿、お友達同士との関わり方等ハイレベルな場面が沢山用意されております。
幼稚園教育の心髄でもあります「団体生活」に慣れていくごとに社会性が身についていく良い機会になっております。合唱やリズム体操、そして年長さんになれば「劇」も堂々とこなしてくれます。本当に楽しみな瞬間が続きますね。9月の爽秋の風を期待しながら二学期の始まりを心待ちにしております。
『皆さんようこそ、お帰りなさーい!』
7月1日 副園長 遠藤 佳奈
今年度から未就園児の親子を対象とした「なかよし教室」を年5回開催しております。園児さんにとっては、お歌やリトミック、マット、跳び箱、縄跳び等日頃園で取り組んでいることを発表する貴重な機会となっているようで、
「また、小さいおともだち、来てるの?!」と喜び、いつにも増して張り切っている様子です。
一歳から二歳の未就園児さんたちも、幼稚園の三歳、四歳、五歳の人たちが段階を追って、しかも張り切って発表する姿に目を見張っている様子でした。
双方にとって良い刺激となって、良い相乗効果となっているようです。
先月、今月と続けてご参加くださった方のお話では、「毎月、今日はどんなことがみられるのか楽しみなんです」とおっしゃられ、来月も来ますとお約束していただき、嬉しい限りです。
共に三鷹の子どもさん方の幸せを願っての幼稚園活動です。一人でも多くの子どもさん方に巡り合えることを楽しみにしておりますので、どうぞご近所の方々にお伝えくださるよう、お願い申し上げます。
6月1日 園長 齊藤 昌子
5月の最大イベントは、何といっても「春の遠足」です。何十種類あるのか数え切れませんが、香り豊かな花の中をゆっくり進むことは、本当に幸せ感いっぱいになりますね。
幸い暑くも寒くもなく最高の遠足日和の中、元気いっぱいの園児さんたちは?とみると「早く行こうよ!お弁当はどこで食べるの?」と、気分は早くもお弁当に傾いています。保護者の方の心尽くしのお弁当の魅力には、ばらの花も勝てません。
広いばら園を抜けると小川を渡ってぱぁっと広がる大芝生です。牟礼幼稚園の一行は毎年恒例の場所があり大芝生近くの木陰の中にしていますが、今年の5月23日は太陽も雲に隠れており、大芝生内の団体は当園だけとみえて思う存分に陣取ることが出来ました。それぞれ敷物を敷いて居場所を確保したところで、先ずはお水を飲みます。「おいしーっ」と言っている人もいます。
「お弁当まだ?」「まだまだ」と、先生の一言で一斉に立ち上がり、それぞれクラスの先生の後についてかけっこの始まり。まつ組さんは?とみると、柵に囲われた中央の大すすきの小山の周りをめぐっています。
私の古い古い記憶では、柵もなくあのすすきの小山の中を分け入って向こう側に出たりした小学生位の子ども達がいて、私達は牟礼幼稚園の子どもを止めるのに必死になったことがありましたっけ。
そして疲れもみせずに「お弁当」の時間となりました時の皆さんの嬉しそうな顔は圧巻です。
「お家へ帰ったら、お父様やお母様に今日のことをお話してあげてね。」とのお約束がどの位守られましたでしょうか?「また来年も来ようね。」とお約束も致しました。どの園児さんも順調に成長しているなぁと、嬉しく思っております。
5月1日 副園長 遠藤 佳奈
新入園児さんを迎えてから早一ヶ月が経ちましたが、牟礼幼稚園では遅咲きの八重桜が見ごろを迎え、鯉のぼりが心地の良い風を受けて元気に泳いでいます。
さて、お子様たちの成長の速さには目を見張るものがあります。入園当初はちょっぴり泣きながらお支度をしていた園児さんも、今ではすっかり笑顔で「がんばる!」とお母様に話している姿が見られます。
進級園児さんもまた急成長をしております。年中さんは、4月から初めての絵画に挑戦しておりますが、たった一言伝えただけでも、さっと理解して取り組むことができています。
先日の朝のお集まりの時間でのお話です。「川」や「山」といった漢字のフラッシュカード二十枚を全園児さんで読み上げた後、年長組さんは、なんと今度はたった一人で一枚ずつそのフラッシュカードに書かれた漢字を全園児さんの前で読み上げることに挑戦しました。流石年長さんと言うべきか、どの園児さんも緊張した表情ではありますが、堂々と答えることができます。例え読めない漢字があっても、黙ってしまうのではなく、「わかりません」と自分の意見を伝えられる姿があり、年長さんとしてのかっこ良い姿をみせてくれました。
こうして一日一日が新しい成長の発見の連続ですので、そのクラス内だけでなく、他のクラスの人たちにもその成長っぷりを発表する場として、牟礼幼稚園では朝のお集まりの時間を大切にしております。
4月1日 園長 齊藤 昌子
「春暖の候」という言葉がぴったりと似合う令和6年度の始業式・入園式を迎えました。
ご入園のうめ組・たんぽぽ組の皆様、そしてご進級のまつ組・さくら組の皆様!まことにおめでとうございます。
久しぶりに皆さまに会えるので、幼稚園では先生方もわくわくしながらお待ちしていました。これからの毎日を「幼稚園って楽しいね」と言って通って下さることを心から願っています。みんなで仲良くしましょうね。
幼稚園はお子様たちがご家庭を離れて家族以外の人とはじめて接する場になります。そのため、園ではできるだけ自然に溶け込めるように配慮して保育にあたっておりますが、幼稚園から帰宅された後のご家庭での様子や変化などを園の方へお伝えいただければ、尚有難いと存じております。
降園時の少ない時間では、全員の皆様に充分なお話も出来かねるかと思われますので気軽にお声掛けをして下さい。折にふれて園児さんを中心に成長の度合いを共有するのは大切なことです。園ではお一人おひとりの成長についてクラスを越えて一丸となって見守る所存です。
特に近年は国をあげての保育内容の見直しもありまして、クラスに捕らわれず全員で保育にあたる日々も増えており、園の中のことはどの先生も共通に認識しております。今年度も世の中の動静を見据えつつも楽しい保育目標を立てておりますので、皆で盛り上げていきましょう。