2024年度 園だより 

2024年度(令和6年度)の園だよりを掲載いたします。ぜひご覧ください。

7月1日  副園長 遠藤 佳奈

 今年度から未就園児の親子を対象とした「なかよし教室」を年5回開催しております。園児さんにとっては、お歌やリトミック、マット、跳び箱、縄跳び等日頃園で取り組んでいることを発表する貴重な機会となっているようで、
「また、小さいおともだち、来てるの?!」と喜び、いつにも増して張り切っている様子です。
 一歳から二歳の未就園児さんたちも、幼稚園の三歳、四歳、五歳の人たちが段階を追って、しかも張り切って発表する姿に目を見張っている様子でした。
 双方にとって良い刺激となって、良い相乗効果となっているようです。
 先月、今月と続けてご参加くださった方のお話では、「毎月、今日はどんなことがみられるのか楽しみなんです」とおっしゃられ、来月も来ますとお約束していただき、嬉しい限りです。
 共に三鷹の子どもさん方の幸せを願っての幼稚園活動です。一人でも多くの子どもさん方に巡り合えることを楽しみにしておりますので、どうぞご近所の方々にお伝えくださるよう、お願い申し上げます。

6月1日  園長 齊藤 昌子

 5月の最大イベントは、何といっても「春の遠足」です。何十種類あるのか数え切れませんが、香り豊かな花の中をゆっくり進むことは、本当に幸せ感いっぱいになりますね。
 幸い暑くも寒くもなく最高の遠足日和の中、元気いっぱいの園児さんたちは?とみると「早く行こうよ!お弁当はどこで食べるの?」と、気分は早くもお弁当に傾いています。保護者の方の心尽くしのお弁当の魅力には、ばらの花も勝てません。
 広いばら園を抜けると小川を渡ってぱぁっと広がる大芝生です。牟礼幼稚園の一行は毎年恒例の場所があり大芝生近くの木陰の中にしていますが、今年の5月23日は太陽も雲に隠れており、大芝生内の団体は当園だけとみえて思う存分に陣取ることが出来ました。それぞれ敷物を敷いて居場所を確保したところで、先ずはお水を飲みます。「おいしーっ」と言っている人もいます。
 「お弁当まだ?」「まだまだ」と、先生の一言で一斉に立ち上がり、それぞれクラスの先生の後についてかけっこの始まり。まつ組さんは?とみると、柵に囲われた中央の大すすきの小山の周りをめぐっています。
 私の古い古い記憶では、柵もなくあのすすきの小山の中を分け入って向こう側に出たりした小学生位の子ども達がいて、私達は牟礼幼稚園の子どもを止めるのに必死になったことがありましたっけ。
 そして疲れもみせずに「お弁当」の時間となりました時の皆さんの嬉しそうな顔は圧巻です。
 「お家へ帰ったら、お父様やお母様に今日のことをお話してあげてね。」とのお約束がどの位守られましたでしょうか?「また来年も来ようね。」とお約束も致しました。どの園児さんも順調に成長しているなぁと、嬉しく思っております。


 

5月1日  副園長 遠藤 佳奈

 新入園児さんを迎えてから早一ヶ月が経ちましたが、牟礼幼稚園では遅咲きの八重桜が見ごろを迎え、鯉のぼりが心地の良い風を受けて元気に泳いでいます。
 さて、お子様たちの成長の速さには目を見張るものがあります。入園当初はちょっぴり泣きながらお支度をしていた園児さんも、今ではすっかり笑顔で「がんばる!」とお母様に話している姿が見られます。

 進級園児さんもまた急成長をしております。年中さんは、4月から初めての絵画に挑戦しておりますが、たった一言伝えただけでも、さっと理解して取り組むことができています。

 先日の朝のお集まりの時間でのお話です。「川」や「山」といった漢字のフラッシュカード二十枚を全園児さんで読み上げた後、年長組さんは、なんと今度はたった一人で一枚ずつそのフラッシュカードに書かれた漢字を全園児さんの前で読み上げることに挑戦しました。流石年長さんと言うべきか、どの園児さんも緊張した表情ではありますが、堂々と答えることができます。例え読めない漢字があっても、黙ってしまうのではなく、「わかりません」と自分の意見を伝えられる姿があり、年長さんとしてのかっこ良い姿をみせてくれました。

 こうして一日一日が新しい成長の発見の連続ですので、そのクラス内だけでなく、他のクラスの人たちにもその成長っぷりを発表する場として、牟礼幼稚園では朝のお集まりの時間を大切にしております。

4月1日  園長 齊藤 昌子

 「春暖の候」という言葉がぴったりと似合う令和6年度の始業式・入園式を迎えました。
 ご入園のうめ組・たんぽぽ組の皆様、そしてご進級のまつ組・さくら組の皆様!まことにおめでとうございます。
 久しぶりに皆さまに会えるので、幼稚園では先生方もわくわくしながらお待ちしていました。これからの毎日を「幼稚園って楽しいね」と言って通って下さることを心から願っています。みんなで仲良くしましょうね。
 幼稚園はお子様たちがご家庭を離れて家族以外の人とはじめて接する場になります。そのため、園ではできるだけ自然に溶け込めるように配慮して保育にあたっておりますが、幼稚園から帰宅された後のご家庭での様子や変化などを園の方へお伝えいただければ、尚有難いと存じております。
 降園時の少ない時間では、全員の皆様に充分なお話も出来かねるかと思われますので気軽にお声掛けをして下さい。折にふれて園児さんを中心に成長の度合いを共有するのは大切なことです。園ではお一人おひとりの成長についてクラスを越えて一丸となって見守る所存です。
 特に近年は国をあげての保育内容の見直しもありまして、クラスに捕らわれず全員で保育にあたる日々も増えており、園の中のことはどの先生も共通に認識しております。今年度も世の中の動静を見据えつつも楽しい保育目標を立てておりますので、皆で盛り上げていきましょう。

 

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